医療学生のためのアプリ開発講座⑨

アプリ公開方法

医療従事者としてアプリ開発するならば、多くの人に活用してもらってこそ価値がでます。AndroidOSにしろ、iOSにしろ、マーケットに登録して公開し、ユーザーに使ってもらうことは大きな喜びです。また、そのレビューからもたくさんのことを学べるでしょう。

 

Androidマーケットに公開配布するためにはどうしたらいいでしょうか。まずGooglePlayStoreに登録して25ドルの登録料を支払っておきます。Googleの場合は年会費ではなく初回の登録費用のみですから、それほどの負担とはならないと思います。身元確認の意味もありますから、独自サイトなどで配布するより信頼性も高まると思われます。

 

Androidマーケットに登録して一般公開する前に行なっておくべき下準備があります。いったんアプリが完成したと思っても、まずはエミュレータで徹底的にテストを行なっておきましょう。まずは作成者である自分が想定した使用方法でスムーズに動作するか、そして想定以上の速度や環境にしても動作するかも確認してみます。

 

また、実機でのテストも忘れないでください。エミュレータ上では問題なく動くとしても、実機では不具合が発生するというケースもあります。画面表示は実物を見てみると印象が違うかもしれませんし、画面を回転させても正常に使えるかも見ておきたいものです。キーボードが表示された際の使いやすさも、触ってみて確認すると良いでしょう。

 

ネットワーク関係の確認も、実機ならではのテストです。実際のモバイルでの通信環境においてみてどうなのかをテストしてみると、じつはアクセス時間が長いことに気づくかもしれません。アルゴリズム自体は違いはほとんど生じませんが、実機を使うことによる環境の変化は要チェックなのです。

 

実機でデバッグすると追加されるandroid:debuggable="true"というコードは削除しておきます。その後バージョン番号を追加します。最初は1となりますね。そして証明書ファイルを作り、作成者の情報とパスワードを入力しておきましょう。

 

Androidマーケットでは、公開鍵でサイン済みのアプリプログラム、アプリのスクリーンショット2つ、詳細説明と概要説明をアップすることで登録ができます。画像のサイズや説明の文字数には制限がありますので注意してください。

 

iOSでアプリ公開する場合も、大まかな流れとしては同じです。AppIDを作成して登録、公開証明書を作成し、Provisioningファイルの作成と登録を行ない、アプリ説明を考えてデータと一緒にアップします。申請の結果、審査に落ちることもあります。その場合は規約を見直すなどしてチェックし直しましょう。