医療学生のためのアプリ開発講座②

医療系アプリ開発の魅力

 

どんなジャンルのアプリ開発のときでも言えることですが、これからアプリ作りに取り組もうとしている人は、小手先のテクニックにこだわり過ぎないでいただきたいと思います。数値や見える結果が重視されるものではありますが、本当の意味での良いアプリは見えないところも輝いているものです。

 

使うのは医療現場で働いている人や、患者さんやそのご家族。目の前のパソコンやデータの先にある、生きた人間をイメージして作成していくことが、質を高めるうえで大事なことであると言えるでしょう。常にエンドユーザー=使う人を意識した開発をすれば、自然と有用で個性的なアプリになっていくはずです。

 

アプリを開発するにあたってまず選ばなければならないのはOSです。AndroidかiOSか、学び始める言語によって学ぶことも変わりますから、どんな人にどんな環境で使ってほしいのかを考えて選びましょう。ただこれは、作り手の開発環境として何が使えるかも影響します。

 

通常はWindowsPCを使っていることが多いと思いますから、OSも色々なものが使えるAndroidで開発していくことが最初はお勧めです。Javaにも活用されるEclipseと、Google配布のプラグインAndroid SDKとEclipseインストールしたら、すぐにアプリ開発を始めることができます。開発環境が無償というのは、参入の障壁がないようなものですね。

 

ちなみにこうやって開発することは特に手数料は必要ありませんが、Android端末で使えるGoogleのPLAYストアを通じて配布するためには、25ドルの登録料が必要です。支払いに使えるのはクレジットカード決済のみですから、注意してください。

 

Javaなどの開発経験があると幾らか楽に取り組むことができますが、そうした経験はなくともスマートフォンアプリに取り組むことは可能です。実際、医療従事者でプログラミングをしっかり学んでいるという人は少ないでしょう。

 

パソコンで使うソフトとはまた違うところに注意が必要ではありますが、初心者でも学びやすい環境が整っています。スマホアプリの開発に興味を持っている人は多くいて、たくさんの専門書籍や雑誌で取り上げられているからです。またパソコンソフトよりも実行速度とかメモリ操作に厳密になることもないのです。

 

 

医療関係のアプリ開発はきっと、医療現場で働く人や患者さんのために行ないたいと思っていることでしょう。あなたが開発したアプリによって、どれほどの人が益を受けるか考えてみてください。Androidマーケットは世界中にあり、世界中の人に便利なアプリを届けることができるかもしれないのです。