医療学生のためのアプリ開発講座⑦

iOSでのアプリ開発の流れ

実際にXcodeを使って行なうアプリ開発の手順を説明します。まずXcodeを起動させ、その中のメニューから、「File」→「New」→「Project」と選択していってください。ここで、すでにサンプルとして備えられているテンプレートがありますから、どれかを選んで開いてみましょう。

 

製品名や会社名を入力する欄が表示されますが、これは練習として適当なものを入力してください。サンプルを開くと幾つかの設定を確認した後(最初はとくに変更する必要はないでしょう)、ワークスペース画面に移行します。ちなみに1つのアプリに対して1つのプロジェクトを組むという形で、アプリ作成は行なわれていきます。

 

ここでSimulatorという機能を使ってみましょう。これはその名前の通りiOSデバイスで実際にアプリを実行したら、どのようなデザインで表示されて、どのように動作していくのかをシミュレートできるものです。テスト機能ということですね。

 

先ほど開いたサンプルアプリですが、自分でコードを全然書いてなくてもある程度の形になっていますから、そのまま保存してビルド処理すれば、Simulatorで動かすことができます。と言っても、そのサンプルが何かしらの動作をするものとして設定されていればですが。ビルド処理が終了すればそのままテストに移行しますから、実際の動きを見てみましょう。

 

これでプロジェクト作成の流れを理解することができたと思います。次に画面デザインを変更する場合のことを考えましょう。Xcodeを開き、ファイルメニューの[Project navigator]、次に[MainStoryboard.storyboard]を選らんでクリックします。ここで表示される画面で操作していきます。

 

画面の背景色を変更するためには、[Utilities]メニューの[Attributes inspector]を選びます。さらに[Background]ボタンをクリックすれば、[Colors]という小さな枠がでてきますが、ここで色を変えることができます。丸い領域と縦のバーで色と明るさを変更できますので、いじってみてください。

 

[Utilities]メニューの中をみていくと、ボタンやラベルの表示もできることに気づくでしょう。画面上の任意の場所をクリックして選んだうえで、ボタンなどの配置も行なってみてください。ドラッグして移動させたり、ラベルの文字部分をダブルクリックすることでキー入力したりできるようになります。

 

すでに配置したボタンやラベルも、ドラッグして移動したり大きさを変更したり、文字入力をし直したりすることができます。こうした変更を行なってみてテストし、どのように反映されているのかを確認してみましょう。