医療従事者のブログ

4. 医療従事者のブログ

 医療従事者によるホームページは、健康問題や体調管理に関する情報が記載されていることが多く、ほかのホームページにくらべて有用性が高いと言えます。しかし、多くの医療従事者は医務に忙殺されており、ホームページの制作に着手するのはなかなか難しいのも事実。できるだけ短い時間でホームページを制作する方法を考えてみましょう。

 

 ホームページを作る方法はいくつかありますが、もっとも簡単なのはブログを立ち上げること。ブログとは、ホームページの履歴を意味する「Web log」を短縮した言葉で、自身の考えや社会的な問題への意見などを公開するためのWebサイトです。厳密に言うとホームページではありませんが、ホームページを閲覧する技術をほぼそのまま利用しており、通常のWebブラウザで見ることができます。

 

 一般的なホームページは、情報を新しく追加するさいには自身のコンピュータで情報を追加したいWebページのHTMLファイルを編集する必要があります。一方ブログは、インターネット上にある管理者用Webサイトから新たな情報を登録するだけで自動的に情報の更新や新規追加が可能。インターネットに関する知識がほとんどなくても疑似ホームページを制作・運営できるという敷居が低さが魅力で、日本だけでも何千万人という人たちがブログを持っています。

 

 また、ブログのほとんどは見た人がコメント(掲載されている情報に対する意見のようなもの)を書き込めるようになっています。コメントに対するコメントを書き込むこともできるため、見た人同士が掲載されていた情報をもとにディスカッションを行なえるのです。

 

 そのほかコメント機能を利用すれば、見る側がブログの運営者に質問をすることもできます。実際に、医師が運営しているブログで「風邪を予防するにはどうすればいいか」や「酒は本当に身体に悪いのか」といったコメントを書き込んでいる閲覧者もいますし、8割以上が質疑応答で埋まっているようなブログもあります。病院では今さら聞けないようなちょっとした質問でも、直接顔を合わせないブログでなら聞きやすいのかもしれません。もちろん必ずしも返答があるわけではないのですが、上記で解説したようにブログの更新はホームページとちがって手間があまり掛からないため、ていねいに答えてくれる運営者がほとんどです。

 

 

 ブログは単に情報を発信したり、それを閲覧したりするだけでなく、見知らぬ人同士がコミュニケーションをかわせるサイトとしても利用されています。「ホームページを制作したいけど難しそう」「htmlなどを勉強する時間がない」という理由から、ホームページの制作をあきらめている医療従事者も多いはず。そんな人は、まず手軽に立ち上げることのできるブログから始めてみてはいかがでしょうか。