医療従事者のホームページの信頼性

3. 医療従事者のホームページの信頼性

 医療従事者がホームページを制作する場合、通常のホームページよりも精度の高い情報が必要になります。というのも「そのホームページを見て、書かれたことを信じる人」が多いから。たとえば、栄養士や管理栄養士が制作したホームページに「ヨーグルトはダイエットに適している」という記述があった場合、ダイエットを検討している人は試してみたくなるのではないでしょうか。少なくとも、心のどこかには引っかかるはずです(なお、上記はあくまで一例であり、ヨーグルトが必ずしもダイエットに適しているわけではありません)。

 

 これは栄養士・管理栄養士が運営しているホームページだからこそ説得力があるという例ですが、ここに間違った情報が掲載されているとどうでしょう。そのホームページに載っている、すべての情報の信憑性が疑わしくなってきます。栄養士・管理栄養士が個人のホームページで発表されたことなら、被害もそれほど大きくはなりません。しかし、調理学校や医療施設といった「組織としての見解」として発表された場合、個人のみならず所属する組織の信用にまでダメージを与えることになってしまいます。それを避けるためにも、医療従事者のホームページは情報の精度に注意しなければならないのです。もちろん、おもしろかった小説を紹介したり、旅行に行った報告をしたりという、趣味のホームページであれば問題はありませんが。

 

 では、正確性の高い情報を集めたホームページを制作するにはどうすればいいのでしょうか。ひとつは医療従事者(または、それと同等の知識を持っている人)だけで作ることです。この方法ならば、間違った情報が掲載される可能性はほぼなくなります。家族や恋人などに頼む人も多いようですが、その場合は複数のサイトを参考にして作るといいでしょう。なぜなら専門知識のない人がホームページを制作する場合、分からない要素をインターネットなどで調べることが多いのですが、サイトによってはいい加減な情報を記載しているところもあり、参考サイトが1ヵ所だけだと間違った情報をそのまま記載してしまう恐れがあるからです。45つのサイトを参考にし、さらにできあがったものを医療従事者がしっかりとチェックすれば万全といえるでしょう。

 

 もうひとつは、ホームページ制作業者に頼むこと。そういった業者のなかには医療関係のホームページの制作を専門にしているところもあり、医療従事者と同等かそれ以上の知識を持ったスタッフも少なくありません。また、医療関係のホームページを数多く手掛けてきているため、アイデア面やデザイン面でも頼りになります。特殊な技能が必要なので通常のホームページ制作業者よりも費用が高くなりがちですが、予算に応じて制作してくれるところもあります。