医療施設のホームページ作成方法

2. 医療施設のホームページ

 現在の日本には、2万件近い数の医療施設があります。ここ近年、病院はやや減少の傾向にありますが、反対に一般診療所は年とともに微増。結果として、全体的な医療施設の数は少しずつ増えていっているのが現状です。医療施設の増加は心強い部分もありますが、あまりに多すぎても、どこへ行けばいいか迷ってしまいます。誰しも、よりよい医療施設・自分に合った医療施設を選びたいはず。病気になったりケガをしたりした人は、何を基準にして医療施設を選んでいるのでしょうか。

 

 今では、掛かりつけの医師がいる人をのぞいて、ほとんどの人がインターネットで調べた情報をもとにして医療施設を選んでいます。グーグルなどの検索エンジンで自分の住所や症状などを入力し、行くべき医療施設を調べるわけです。そのほか、実際に行った医療施設の感想が集められたホームページも存在し、そこに載っている口コミや評判のいいところを選ぶ人もいます。

 

 しかし、それ以上に大きな要因となるのが、各医療施設のホームページ。行こうとしている医療施設にホームページがあれば「どういった医師がいるのか」や「どのような治療方針なのか」を前もって調べることができます。口コミや評判は間接的なものなので、誤解や勘違いもゼロとは言えません。ですが、医療施設のホームページはそこで働く医療従事者が制作しているわけですから、間違いのない情報です。

 

 ただし、掲載されている内容をどこまで信頼されるかは、ホームページのクオリティによって大きく異なります。たとえば、素人が制作したホームページにありがちな、1色だけの背景に原色の文字でメッセージが書かれたもの。これは見づらいだけでなく、野暮ったい・あか抜けない印象があります。手抜き感もあるため、かえって悪いイメージを与えることにもなりかねません。

 

 では、医療施設のホームページはどのような作りが適切なのでしょうか。まず医療に携わるホームページである以上、清潔感と安全感は必須です。ホームページ全体をホワイト系のカラーで統一したり、施設の指針を医療従事者でない人にも分かるような言葉で解説したりするとよいでしょう。専門用語の使用は、たとえ注釈などでフォローしていたとしても可能なかぎり避けたほうが無難です。もちろん施設名、電話番号、アクセス方法などを分かりやすく見せることは言うまでもありません。

 

 

 もっとも基本的な部分をしっかり作り込むのが一番。来る人に安心感を与えるためにも奇抜なアイディアや特異なデザインはできるだけ避け、信頼できる医療施設であることをアピールするのがベストと言えるでしょう。