ソーシャルメディアがもたらす影響

1.ソーシャルメディアのもたらす影響とは

 

ツイッターやFacebookをはじめ、ソーシャルメディアの幅は若年層だけでなく幅広く浸透してきています。使用している人も学生だけでなく、今や企業にとっても重要な広告場所として利用されています。現在では医療従事者が自分の病院を宣伝するFacebook活用法などもあるくらいです。スマートフォンや携帯電話も今や一人につき一台普及されているというものですから、ますますその幅は広がるばかりです。このように、ソーシャルメディア普及されることにより、私たちの生活にどのように影響してくるのでしょうか。

 

ソーシャルメディアの爆発的な普及によって活発になったのが、個人対個人のマーケティングコミュニケーションです。これは、消費者の購買意欲の変化を左右する大きなきっかけを作っています。

 

例えば、私たちが今何か買い物をしようと思ったとき、インターネットで口コミを簡単に閲覧することができるようになりました。この口コミはもちろん企業側が自らを宣伝した内容ではない生の情報なので、消費者はこのような情報をもとに消費行動をとるようになります。実際に、インターネットを利用者の約半分が買い物をする前にこのような口コミサイトを参考にしており、口コミの内容がポジティブかネガティブかによってそのときの消費行動に影響されているといわれています。

 

買い物だけではありません。忘年会やちょっとしたイベントなどでもこのようなサイトは大活躍します。クーポンなどを使用してより集客を計ろうとするサイトもあるくらいですので、今や私たちの消費行動を促進するのに必要な手段といっても過言ではありません。

 

このように、ブランドや商品に関するイメージが企業ではなく個人からの発信が多くなり、その注目度も高いということは、情報を受け取る側が企業のブランドをコントロールしていく時代がきていることを意味します。企業がどんなに自社製品をよく見せようとしても、消費者の声を無視できずにむしろ操られていくことを避けることはできないでしょう。

 

さらにこれらに拍車をかけるように、これらに会わせてスマートフォンなどの小型デバイスの開発が、「知りたい情報をすぐに簡単に調べることができる」状態を作り出し、より細かな情報を時間や場所を問わずに得ることができる環境を作り出しています。

 

 

このように、今までのマーケティングコミュニケーションは企業対個人であってしかも企業側からの一方的なモノであったのに対し、ソーシャルメディアの普及によって個人対個人の形にシフトしていっているのです。